富岩運河を囲むように広がる水と緑のオアシス、富岩運河環水公園。園のシンボル「天門橋」は両端にエレベーターを備えた展望塔があり、公園全体はもちろん立山連峰の雄姿を望むことができます。また、橋の両展望塔間に設置された長さ58ｍの「赤い糸電話」も人気スポットです。2017年には公園西地区に富山県美術館が新たにオープン 。「アートとデザインをつなぐ」美術館として注目されています。

富山県ゆかりの作家や作品をさまざまな角度から、わかりやすく紹介する「ふるさと文学」の拠点施設です。ユニークな点は、文学作品だけでなく、絵本、映画、漫画、アニメなど対象範囲が幅広いこと。子どもから大人まで、誰もが気軽に「ふるさと文学」に親しむことができます。無料で利用できるライブラリーコーナーなども充実、知的好奇心を刺激する創造的施設です。

富山市中心部を流れる松川べりは、桜の名所100選に選定された県内屈指のお花見スポット。特に遊覧船から眺める両岸の桜並木はまさに圧巻です。一帯は彫刻公園になっており、安らぎのある散策路として親しまれています。また富山城址公園は、富山藩前田家の居城・富山城の城跡に整備された公園です。こちらもお花見スポットとして人気で、お濠の水面に桜が映し出される様子は実に風情があります。ライトアップもぜひチェックを！

富山市中心市街地にあり、世界的な建築家の隈研吾氏が設計を手掛けた立山連峰をイメージさせる個性的な外観が特徴です。館内には、富山市所蔵の現代ガラス美術作品をはじめ、富山ゆかりの作家の作品を展示。注目は、現代ガラス美術の第一人者デイル・チフーリ氏の工房が制作するインスタレーション（空間芸術）作品を展示する「グラス・アート・ガーデン」です。図書館やカフェも併設されているのでゆっくり過ごすことができます。