城端別院　善徳寺は真宗大谷派の大刹で、蓮如上人によって開基され530余年の歴史を誇ります。本尊の阿弥陀如来は行基の作と伝わり、親鸞聖人御真筆「唯信鈔」をはじめ１万点以上の宝物を所有しています。県指定文化財の山門・本堂・太鼓楼など、見どころ豊富です。また、城端と言えば、春の城端曳山祭り。ユネスコ無形文化遺産・重要無形民俗文化財に指定、贅を凝らした曳山・庵屋台・傘鉾が見事です。城端曳山会館では通年、曳山祭りの様子を展示紹介しています。

砺波市中心市街地（出町地区）出町神明宮の春季祭礼として、200年以上の歴史がある出町子供歌舞伎曳山祭り。クライマックスは各地を練り歩いた3基の曳山が一堂にそろう「三町揃い曳き」です。子供たちが鍛錬を積んだ芝居を披露し、三味線の音色が祭りの華やかさを引き立てます。曳山子供歌舞伎を行っているのは、全国6地区。出町では自前の衣装やカツラを使うのが特徴です。曳山会館では曳山のほか、芝居の衣装や小道具なども展示紹介しています。

氷見市比美町は漫画家、藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりの地として、全国からファンが訪れるまさに聖地。比美町商店街一帯は「まんがロード」として、忍者ハットリくんファミリーなどの懐かしいキャラクターで満載です。人気は「湊川カラクリ時計」。定刻になるとハットリくんたちがテーマ曲とともに登場！商店街に設置されたオリジナルオブジェもぜひチェックしてください。また「潮風ギャラリー」では藤子不二雄?先生の複製原画などを展示しています。

「番屋」とは漁師が漁場近くの海岸線に作る作業小屋のことで、氷見の美味しいものが一堂にそろった食のテーマパーク。氷見漁港直送のお魚を使った回転寿司、氷見うどん、氷見牛、氷見カレーなど、さまざまな料理で氷見の食を思う存分味わえます。また、地場で獲れた新鮮な魚や、豊富な加工食品を販売しているので、食べてよし、買ってよしと、まさに氷見尽くしです。海を眺める足湯のほか、源泉かけ流しの天然温泉を楽しむことができます。